## はじめに
前の記事までで、基本的な図形や点、線を描くことができ、色や大きさまで変えられるようになるはずである。これだけでももうプログラマーと名乗っていいいのではないだろうか。
しかし、皆さんは「これではペイントツールとおなじでは…」と思われるかもしれない。
そこで、プログラムに新たな機能を追加して「プログラム感」を味わっていただきたい。
## 保存する
自分の画面上のプログラムを人に見せるだけではつまらない。
保存方法を考えよう。
①.pde ファイルで保存する。
プログラムをそのまま保存する方法である。
File → Save As で名前をつけて保存できる。上書き保存したい場合は Save を選ぼう。
②.exe ファイルで保存する。
この方法だと、プログラムを書きかえれなくなる代わりに、ほとんどどの PC でも動く実行ファイルにして保存できる。
File → Export Application → 任意の場所を選ぶ → Export
① の方法で保存していない場合、途中で聞かれるので保存しよう。
## setup,draw について
Processing のプログラミングにおける性質をより深く知ってもらうためには、setup,draw という考え方が不可欠である。
setup とは、初期設定のことである。
draw とは、初期設定後の繰り返し作業(ルーチン)のことである。
これをプログラムに組み込むことで、できることの幅が広がる。
setup,draw を利用したプログラム
void setup(){
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